2009年1月12日月曜日

なんちゃってHDR

RAWで撮影したデータからダイナミックレンジの広い画像を作成する方法ロンドンでの一コマですが時計の文字盤が白飛びしています。
手前の銅像の背中も潰れて見えます。
そこでRAWから明るさを変えた画像をフォトショップのレイヤーにして重ね合わせたのが下の画像。上のレイヤーから順番に「色域指定」でハイライトを選択して透明にしたのが下の状態。
選択の後で「境界線を調整...」で選択範囲をぼかしています。
当然ですが一番下のレイヤーは加工してません。 加工を施したレイヤーを合成したのが下の画像。
Web上で時々見かけるHDRがこんな見た目ですね。
このままでは不自然だし暗部のノイズも目立つので明るい側の2枚のレイヤーの塗りを10%程度に調整します。
そうして出来たのが下の画像。
文字盤の白飛びが押さえられて時刻も読めるようになりました。
天井の窓の向こうの建物も浮き上がってきました。
以上がなんちゃってHDRでした。 
HDRに興味が出てきた人は中東正之氏のあかるい夜 the diaryを見ることをお勧めします。
この画像合成も中東さんの手法をもとに手抜きして行ったものです。

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